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デジタルとアナログの狭間で

文具、デジタルガジェット、お料理、そしてバロック音楽について浅く広く徒然なるままに書きます

海外オーダー

突然ですが私はしがない貿易商社に勤めております。

 

現在も私の会社では海外オーダーについては正式な「会社」対「会社」の契約なので注文書原本をレター=Air Mailで送付します。
(即時性が求められる時代なのでもちろんスキャナしてメールで送付はしている)

もちろん専用のタイプライターで打って経営陣のサインを得て初めて注文できるので勝手に注文書を作ってメールでピッ、というわけにはいきません。

 

輸出については不具合品の送付などの小口が主なので簡略化されており、輸出番号を入手したら自分で書類を作成して、責任者として自分のサインをInvoiceに書き込んで貨物を送ります。
ここでサインに使うために万年筆を職場に常備しはじめたのが会社での利用の始まりです。

(原本かコピーなのかを明確にするために手書きはBBを使う)

 

 

さて、時代をさかのぼり、メールで注文書を送る以前はFAXで送り原本を郵送していたと思われますが、昔の人の武勇伝=話を聞いていると面白いです。


1980年くらいまではFAXもないので、手紙で注文をするのみだったようです。
お手紙で注文書を出し、適当な頃合いを見計らって納期はどうですか?とまた手紙を出す。
そうしたら1月くらいあとに、あと3か月で納品予定です、のような納期返答をもらう、というようなやり取りがあったそうです。

 


「手紙で注文」

というのが魅惑的で、いったいどういう気分になるのだろう?と思い、
行き付けの書斎館というお店に、お手紙で仕入れが必要なインクの注文をしました。
書斎館なら少々ならこういう我儘も聞いてくれるはず。

 

届いたか、いつ届いたか?もしかしたら届いていないか? 」

 

などやっぱり不安あるドキドキな注文でした。
数日して電話にて入荷連絡があり、無事引き取りをして終わりましたが、昔の人の気持ちが少しわかった気がしました。

 

良い経験でした。