デジタルとアナログの狭間で

文具、デジタルガジェット、お料理、そしてバロック音楽について浅く広く徒然なるままに書きます

太字礼賛

私は以前、購入する万年筆はすべて細字、極細字だけでした。
線種は細字で細軸しか使えませんでした。

 

当時はLAMYのSafariは極太万年筆だなぁと思ったものです。
(愛用していた Pelikano 2000年モデルは非常に細身だった)
グランセも細身万年筆、Watermanのパースペクティブも比較的細身。

 

そんな私には、店頭に並んでいた Delta の OVERSIZEだったでしょうか?は 「何これ!? 頭おかしいんちゃうん!」関西弁(笑)!
って、おもっていました 


線種に関してやはり種類があった方がよいのか?と必要か?と言われば必要ないかと思いつつも、清水の舞台を飛び降りる覚悟で、でも半ば事務的に1本中字万年筆を購入しました。


しかし、なんだか線が太くて字がつぶれるし、どうやって使うかが自分のなかで決められず筆入れの肥やしになってしまってしまいました。

 


その万年筆は購入時一度吸入したきり、半年くらい追加で吸入してない状況でした。
なんとかわいそう!

結局は万年筆に申し訳なく、もっとだれか活用していただける人の元に行ってください、と手放してしまいました。


そんなこと忘却の彼方になった1年ほど前のある日、とある万年筆の「ルックス」が大層気に入って太字万年筆を購入しました。
実用以外で万年筆のことを見たのはこれが初めてかもしれません。
これが思いのほか気に入ってしまい太軸大好き!に変化します。


なんだか太軸を持つと心が大きくなるのか? でっかい文字を書き殴りたくなりました。
折しも当時は年賀状の季節。
今度はワクワクする心で太字万年筆を購入。

神戸はナガサワ文具センターで調整された PELIKAN M200 を購入。
あれっ? 決して太軸ではない万年筆です。
が、そのヌメヌメとした書き心地に心酔してしまったのです。

 

今では細字も使いますが一番出番が多いのは太字です。
納品書に添える一筆箋に書くのも太字がメイン。


人間変わるときは変わりますね。
細字専科の人、一度太字の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?

 

なんて言ってみます。