デジタルとアナログの狭間で

文具、デジタルガジェット、お料理、そしてバロック音楽について浅く広く徒然なるままに書きます

強いメーカーは?

どうでもいいことですが強いメーカー=安心できる万年筆メーカーとはどこでしょう?

 

私は迷わず PILOT と PELIKAN と答えます。
なぜならばどちらも万年筆は真の意味で「本業ではない」から。

MONBLANCも同等のことを言えますが、事業が多岐にわたっているのでコメントを差し控えます。

万年筆の製造で食えるか?というと数も出ないし高級志向で売り続けるしかないような印象を受けます。

 

 

EPSONCANON と一緒です。
本音を言うとプリンターなんてユーザーが純正品を使ってくれるならタダで配っても良く、単に消耗品=インクを売りたいのですよ。


蛇足ながら、そういう意味では私は PILOT の上顧客かなと時々思います。
高校の頃は漫画を描いていてゼブラのGペン丸ペンで使っていたのは

「PILOT 製図用インク」
「PILOT 証券用インク」(時々)

でした。

キャップを開けっ放しにしてつけペンにするので年間にかなりの本数を消費していました。


今は PILOTの黒は1か月で10ml以上を平均で消費しているので着実にインクを消費しています。
(350mlボトルで買っているので、少なくとも一回の購入で2年半は安泰でしょうが 笑!)

いや、稼働率が高く、捨てるインクが少ないから逆に悪い顧客か???


他にも若干の例外以外は色彩雫シリーズのインクばかり手持ち万年筆に吸わせていて、将来的にも廃版にならない限りは他に転向するつもりもありません。
(万年筆は生涯一種類のインクしか吸わせるつもりがないので)

「紅葉」「稲穂」「竹林」「冬将軍」を小瓶でまず

職場と自宅 一つずつ 2個1セット

で購入してなおかつ小瓶が少なくなってくると大瓶で買うというスタイルです。
相方も「竹炭」「月夜」「深海」使ってますし、色彩雫の小瓶があふれかえっています(笑)

これからもずっと使い続けるので個人ながら微小な消費とは言えど良いお客ではないかと思います。

 

ご紹介の通り、PILOT も PELIKAN も正直なところ本業はインクです。
一所懸命フリクション売るのもアクロインクを売るのもペンを買ってもらいたいよりか、インクを消費してもらうためです。
そういう意味から万年筆なんかは本業以外の副次的な意味合いを持て居ると予想します。

そんなインクを本業としたパイロットだからこそ、継続的に漆塗り集団を抱えることができる、いわばパトロン的な社会的役割を果たしているのだと思います。


同じような傾向で成功している事業があります。
Suica電子マネー事業です。

元々のコンセプトは券売機の印字コストを抑えるため、機械メンテ費用を減らすため、乗客の分散を促す。
全て成功していて、電子切符としてあらゆることの省力化に寄与しています。

しかも券売機、自動改札などリースの切れ目で導入することにより、絶対必要なランニングコスト+αで導入できるので非常に設備投資もしやすい。

既に切符の代替という導入メリットがあるため電子マネー事業も割と気楽に思い切った展開できます。

SonyEdy のように、事業開始からたったの一期すらも黒字化しなかった、なんてとんでもないお荷物になることありません。
(現在は楽天が引き継いでいてどうなんだろう?)


こういうビジネスモデルは強くてよいですよね!

 

 

パイロット贔屓の私が過分にパイロット贔屓で書くつたない話でした。