デジタルとアナログの狭間で

文具、デジタルガジェット、お料理、そしてバロック音楽について浅く広く徒然なるままに書きます

20年目の再開

昔、兵庫県明石市の二見の辺りにマンションの一階に「パーセル」と言うクラシック専門CDショップがありました。

クラシック音楽中の一ジャンルであるバロック音楽に興味を持ったころ、隔日のように顔を出しては色々CD買っていました。


今、Googleで直線距離を計測すると自宅から12.17KMもあるのによくもまあ自転車で通ったものです。

真の音楽好き以外の何物でもありませんよね!


一方、他の記事で名前が出ましたが当時毎日「朝のバロック」というFM-NHKのラジオを聞いていました。
ラジオの中で、ある日ヘンデルチェンバロ曲一つである「調子のよい鍛冶屋」というタイトルのついた曲が流れました。

 

この曲はヘンデルの代表作の一つで、私もケネス・ギルバートの演奏ですでに一枚CD持っていたのですがその時の演奏に衝撃を受けました!


演奏者はIgor Kipnis(イーゴル キプニス) 

 

なんかロシア人っぽい名前。

 

早速冒頭に書いてあるクラシックCD専門店「パーセル」で知らべてもらったところ、発売しているレーベルにCDはすぐに見つかりました。

製造枚数は全世界で300枚。

早速レーベルに直接問い合わせしてもらったが在庫なし。
本当に残念でした。

 

そのうちカセットテープの録音はリピートで聞きすぎて伸びてしまい おじゃん になってしまい・・・でもあきらめられない私は中古CDショップを見つけては探していました。

日本各地の他、ドイツ、アメリカ、イギリス、シンガポール、オランダ、イタリア、オーストリア、オーストラリア、ハンガリーなどなどでも行く先々で探しました。。。
でも古いし発行枚数が少ないし見つかりませんし手がかり一つ浮上しません。


ところが先日、夜寝る前にいつものようにUSENを聞いていたところヘンデルのこの曲が。
曽根麻矢子氏、中野振一郎氏、カールリヒター氏、グスタフレオンハルト氏などの演奏がUSENでは多いのですが・・・
始めの1フレーズくらいで「あれ?」と思い、その後少し聞いて確信しました!

 

なんと!なんと! Igor Kipnis(イーゴル・キプニス)氏の演奏です。

 

USENですので演奏者なんかわかりませんが絶対にIgor Kipnisの演奏です。

 

凄い!
懐かしい!
USENさんありがとう!

 

Igor Kipnisの何が良いって最後の即興がいいのです!

涙が出ました!!
ボロボロです!


聞き終わった後放心状態だったのですが、ふと音源はどこから?って思ったのです。

 

1980年頃かそれより前の演奏です。

USENごときがマスターテープ持っているわけがない。

 

Amazonで早速検索をしたら出てきました!

 

新品です!


こうして今私の手には20年以上探し求めた
Igor Kipnis演奏のCDが手に入りました。
感無量です。


今更 Igor Kipnisについて調べてみたらどこかの音大の教授をやっているようです。
普通CDのように後世に残るような媒体では即興などは控えめなこと多いのですが遠慮なく全く楽譜に書かれてない演奏に改めてビックリです。

 

今度は同氏の「アンナマグダレーナバッハの為の音楽帖」から、クラビコードの為の「ト長調メヌエット」の入手だね。

一度買い逃しているだけに、こちらも購入が難しいのかも。

 

あと何年後に入手できるかな~♪