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デジタルとアナログの狭間で

文具、デジタルガジェット、お料理、そしてバロック音楽について浅く広く徒然なるままに書きます

万年筆を斬る! ~その13~

最近思うことですが、鉄ペンの方が不良が少ないように感じます。


KAKUNO、Preppy、LAMY SafariVista)、LAMY Al-Star、Kaweko など色々ありますがいまだに即刻ペン先調整が必要な商品に出会ったことありません。
なぜでしょうか?


元々成型しやすい、加工による悪影響が少ないなどの物性の違いがあるのでしょうか?
謎です。


金ペンにする一番の目的っていうのは、対浸食性、対腐蝕性なのだと考えているのですが果たして「金ペン」である「必然性」はあるのでしょうか?

 

ペンの弾力や、コシと言ったものは正直基材が何であれペン先は合金という形になるのでコントロールはさして難しいものには感じません。

実際のところ、TWSBI の VAC700 を使ってみていただきたいのですが、
あれを外見判断なしで、金ペンか鉄ペンかを断定できる人はそうはいないと思います。
それほどまでに「鉄ペン」でも金ペンに拮抗した見事な製品を作ることが出来るのです。


・・・で、あれば!
初期不良の少ない鉄ペンがスタンダードでもいいような気がしてしまわなくもありません・・・・
(いままでで最も「万年筆を斬る!」という表現にふさわしい記事ですね(笑))

 

ただし、金ペンに慣れ親しんで、当然だと考えてしまっている現在であれば

 

 1)セルロイドで金ペン 高い 

 2)セルロイドで鉄ペン 安い

 

上記の2種類の商品があったとしたら、私だったら「可能な限り」「全力で」1)の高い金ペンを買うでしょうけどね・・・・

 

セルロイド=高価
鉄ペン=安価

 

がアンバランスに感じてしまうからです。


もしかして過去の万年筆を育ててきた偉人達も貴重材料、貴金属のアンバランス感を解消するために「金」を選んだのかもしれませんね。