デジタルとアナログの狭間で

文具、デジタルガジェット、お料理、そしてバロック音楽について浅く広く徒然なるままに書きます

絶縁状~ツバキ文具店

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いつもながら良い顔していますね~♪
怪訝な顔の似合う女優さん(笑)

今回のヘアスタイルもとっても素敵でした!


絶縁状

今回は「絶縁状」お話。

アメリカ帰りの同僚がよく口にするのですが、日本の

村八分

は美しく、優しい言葉だ・・・と。

アメリカをはじめ欧米では「Shutout」ですので「絶縁状」に近いと思います。

一方「村八分」はいくら粗相があったとしても、最後の「二分」は余地を残してくれるため、その根本から人を憎無ことができない人間性に日本のやさしさと美しさがあるというわけです。

「Shutout」は非常に体力と精神力を消費する行動です。
今回の依頼人さんはもう少し考え直すことはできなかったのかな?


先代の万年筆

看板がPILOTの万年筆なのでPILOTの万年筆かな?
とも思いますがのっぺりとした感じがセーラー万年筆に見えなくもないですね。

オーソドックスに黒のインクにて切々と綴っています。 万年筆らしい筆跡に息をのんでしまいます。

あんな文字が書きたい!

練習は欠かしたらいけませんね!


虫こぶインク

虫こぶインクという名称で紹介されておりましたが、
Iron Gall Ink のこと
つまりは、流行の表現では古典インク あるいは「没食子酸インク」という名称ですね。

私の考えは市場とは全く正反対で「古典」や「没食子酸」等という言葉がおこがましく、

「虫こぶインク」 = 「Iron Gall Ink」 こそが「普通のインク」と考えるべき

逆に現代のトレンドである、染料、カーボン、顔料が特殊なインクなのだと考えています。

そもそも、インクの歴史を鑑みる限りでは染料もカーボンもインクの歴史のなかのほんの一部にすぎません。
顔料については昔より「墨」がありましたので古くから存在します。

Iron Gall Ink は羽ペンとマッチングが良いのでずっと使われ続けていたのでしょう。
逆に、羽ペンと染料インクは余り相性があまりよろしくありません。 ここは、羽ペンを常用していた人だけが知りうる感覚ですけどね。

そして、時代が下り万年筆が登場するわけですが、Iron Gall Ink の酸性orアルカリ性に堪えうるようにペン先素材に「金」が使われるようになったと考えることが素直ではないでしょうか?

私は耐水性も、耐候性も、耐光性も、保存性も無用な長物なので今後も決して Iron Gall Ink には手を出さないでしょう。