デジタルとアナログの狭間で

文具、デジタルガジェット、お料理、そしてバロック音楽について浅く広く徒然なるままに書きます

台無し

先日古本ではありますが、C言語のバイブルとも言われる

プログラミング言語C 第2版 ANSI規格準拠」
1989/6/15 B.W. カーニハン (著), D.M. リッチー (著), 石田 晴久 (翻訳)

を購入しました。
C言語の歴史を語るときに必ず出てくる書物名でもありますのでその道の方なら知っている方多いでしょう。

この本を手に取ったのは、C言語の勉強の為ではなく、C言語自体の(設計)仕様を知りたかったからでして、今まで自分がきちんと読めるレベルにあるかどうかわからない・・・避けておりました。
しかし、CもC++もおさらいし、更にPythonなども一通り理解したので多分もう大丈夫だろうと思ったからです。

amazonのレビューなどには翻訳を悪し様に言われる方が結構居られますが・・・

本当に酷いです!

この著者はC言語知らないのか? もしくは翻訳機にでもかけたのでしょうか?
誤字脱字ではなく、誤訳や迷訳の多さに辟易してしまいました。

Kindleにて英語の原書が出ていたのでそちらも購入して読んでみましたが、原文は非常に簡潔に書かれています。
日本語版にしても英語版にしても決してお安く無い本です!
英語はさして難しい表現はでておりませんので、これから読んでみようと思う方は英語版にされた方が良いと思います。

コンピュータ言語というのは、非常に速いスピードで仕様が切り替わり旧仕様が出版され続ける意味がありません。

しかし、この本はあらゆるプログラムを構成する原点となるC言語の設計思想に触れた書籍だけに、今でも新たに購入する人はおり、旧仕様にもかかわらず繰り返し読まれている希有な本です。
私が入手した古本も高額な書籍でありながら 「第305刷」 とコンピュータ関連書籍ではありえないくらい売れています。 多分私もこれから何度も読み返すでしょう。

折角のC言語の歴史的書籍、C言語のバイブルとまで言われる本だけに、翻訳のひどさは残念です。