血圧クリーム

文具、デジタルガジェット、お料理、そしてバロック音楽について浅く広く徒然なるままに書きます

Intel Turbo Boostは有効なのか?

ネットのニュースを見ていたときに、多分ヒューレッドパッカードの宣伝なのでしょうが大学生活にPCは必要なのかどうか? という記事がありました。

現在、文系では97パーセントの学生が自分用PCを持っていて、理系では94パーセントが自分用PCを持っているそうです。

文系は高速処理CPUとオフィスソフトが必須スペック、理系は高速処理CPUが必須スペックだそうです。

高速処理CPUとは一体なんでしょうか?
Core i5 以上のランクのCPUを言うのだそうです。
高速処理の所以はやはり、「ターボブースト」機能が搭載されているからでしょう。

しかし、重要なのは大抵重い作業のソフトはマルチスレッド化されているということ。
ターボブーストは他のコア、スレッドを切ることで単一コアのオーバークロックを実現する機能です。

単一コアで125%の処理量をこなせたとしても、論理上は2コアをフルに使い切れば200%の処理ができるマルチスレッドの方がTotal処理速度が速いのは明らかです。 (実際には理論値の200%は困難ですが)

特にターボブーストの意味するところは動作コアが少なくなるためメモリーバスも絞ってしまいます。
これ最悪です。!

HDDからデータ読込をしてM3キャッシュ、M2キャッシュとデータ移動する中、メモリーバスが狭いのは処理に対する影響が決定的です。
実際CPUの処理スピードなんかより、HDDやキャッシュの読み書きスピードの方がボトルネックとなり処理スピードに寄与するので高性能なCPUなんかよりもSSDやマルチHDD化の方が効果的です。

ターボブーストは完全自動動作で意図的に動作・非動作を選ぶことができないので、果たして処理が早くなっているのか遅くなっているのか調べることができません。

ターボブーストが本当に処理が早いのであれば、高速処理CPUはマルチコアではなくてシングルコアで発売するはずです。
しかし、実際にはそんなことはなく、高速CPUは例外なくコア数は多いのでターボブース機能の有効性を否定しています。
とどのつまり、ほとんどのケースで処理は速くなっていないと考えています

結局のところ、記事の言う高速処理CPUは必要ない、というのが私の考えです。
もっと考えるべき重要事項は、HDDの扱いであり、メモリの増設であり、ExcelやWord自体を仕事にしない仕事のあり方ですし、更新毎に膨大な時間を無駄にするWindows Updateです。

今、Intelの牙城が崩れつつあります。
Pentium III でも大きなバグありましたが、現在は IntelアーキテクチャのCPUは巨大なセキュリティホールを持っており、有効な回避手段が見つかっていない状態です。
Appleは見切りをつけて別CPUの開発に乗り出しています。

私はAMD大好きなので、早く他CPUメーカーと結託して独占企業のIntelをつぶしてほしい気持ちでいっぱいです。